年末まで楽しみが続きます
ありがたいことに、和モダンN6北円山ではこの秋からもイベントが盛りだくさんです。
落語を聞いたり、蒔絵に挑戦したり、演奏に耳を澄ませたり。
いつもとは少し違う時間を過ごすことで、
和の文化をもっと身近に感じていただけたらと思っています。
今回は、10月から年明けまでに予定している催しを、
少し先のものも含めてご紹介します。
10月、念願の落語会を初開催
まず10月は、和モダン初となる落語会を開催します。
お迎えするのは、札幌出身の落語家・六代目春風亭柳朝さんです。
実は、落語会は以前からずっと開催したいと思っていた企画でした。
ただ、どなたに、どこからお願いしたらよいのだろうと考えているうちに、
なかなか一歩を踏み出せずにいたんです。
そんな中、以前催事を開催してくださった円山彩蔵さんの先生が繋いでくださり、
見事にご縁がつながりました。
お人柄も気さくで一門の方々からの信頼も厚いという柳朝さん。
初開催の落語会に、このような素晴らしい方をお迎えできることを本当にうれしく思っています。
落語は、扇子や手ぬぐいといった限られた道具と、
噺家さんの声や仕草だけで、目の前にさまざまな景色を浮かび上がらせます。
今回をきっかけに、これからも落語会を続けていけたらと思っています。
六代目 春風亭柳朝 - Instagram
●10.18 六代目 春風亭柳朝落語会のお申し込みはこちら -wa-modern store-
11月は、蒔絵ワークショップがパワーアップ
11月には、春に大変ご好評をいただいた
漆芸作家・研究家の松本拓真さんが講師を勤められる
蒔絵ワークショップの第2弾を開催します。
今回は、制作するお皿の大きさが前回の約2倍。
作品も、その分さらにしっかりとつくり込んでいただける内容になりそうです。
前回ご参加くださった方にも、また違った気持ちで楽しんでいただけるのではないでしょうか。
日程も2日間に増やし、より多くの方にご参加いただけるよう準備しています。
初めて蒔絵に触れる方はもちろん、
「もう一度やってみたい」と思ってくださっていた方もぜひご参加ください。
●11.7/11.8 松本拓真 蒔絵ワークショップ vol.2 -wa-modern store-


念願かなって、薩摩琵琶の演奏会も
11月にはもう一つ、黒田拓さんによる薩摩琵琶の演奏会を予定しています。
実はこの演奏会、昨年の開催直前に黒田さんがお怪我をされ
残念ながら見送ることになっていました。
そのため今回ようやく開催にこぎ着けることができた
私たちにとっても念願の演奏会です。
以前、店内で試し弾きをしていただいたことがあります。
そのとき演奏してくださったのが、たしか「耳なし芳一」でした。
音が鳴り始めた瞬間、それまで穏やかだった店内の空気が一気に変わったんです。
明るさと暗さ、静けさと緊張感。陰と陽の狭間へ、
すっと連れていかれるような感覚がありました。
工芸品に囲まれた和モダンの空間が、
薩摩琵琶の音色によってどんな表情を見せるのか。
普段とはまた違う空間を、ぜひ体感していただきたいと思っています。
●11.22 薩摩琵琶 黒田拓 演奏会 -wa-modern store-
12月は、語りかけるようなヴァイオリンを
12月には、プロのヴァイオリニスト・杉田知子さんをお迎えし
クリスマスをテーマにした演奏会を開催する予定です。
杉田さんは、これまでにも何度か和モダンへ足を運んでくださっています。
その演奏は、まるでヴァイオリンを通して杉田さんご本人が話しかけてくれているよう。
リズミカルで伸びやかな音色が、言葉のようにこちらへ届きます。
クリスマスには、楽しさやワクワク、少し特別な高揚感など、人それぞれの思いがありますよね。
そんな気持ちに寄り添う、あたたかく楽しい演奏会になるのではないかと思っています。
和モダンの空間だからこそできる演出も、現在いろいろと考えているところです。
準備が整い次第、受付についてもご案内しますのでもう少しお待ちください。

畳屋さんとつくる、一年中飾れるしめ縄
年末に向けては、畳屋さんと一緒に
イグサを使ったしめ縄のワークショップも準備しています。
しめ縄というと、お正月の間だけ飾り、
その後は「どんど焼き」へ持っていくものというイメージがあるかもしれません。
今回は、伝統的なしめ縄のよさを大切にしながらも
インテリアとして一年を通して飾りたくなるような、
少し趣の異なるものをご提案する予定です。
一年間、暮らしの中で楽しみ、
最後に「一年間ありがとう」と感謝してどんど焼きへ送り出す。
そんな付き合い方があっても素敵ですよね。
見た目も、とても格好よくなりそうです。
すでにかなり作り込んでいただいているので、
私たちも完成を楽しみにしています。
親子でのご参加にもおすすめです。
手を動かしながら、しめ縄やお正月の文化を知る。
お子さんにとっても、日本文化へ触れるきっかけになるのではないでしょうか。
こちらも詳細は計画しているところですので、
決まり次第あらためてご案内します。
年明けは、琴と尺八の音色から
そして年が明けた1月には、
お正月らしい最初の催しとして琴と尺八の演奏会を予定しています。
年末年始をゆっくり過ごしたあとは、
尺八奏者の近藤肇さん、三浦絹山さん、
琴奏者の定久恵子さんの奏でる和の音色に耳を傾けながら、
新しい一年の始まりをお迎えください。

♦︎近藤 蕉肇(こんどう しょうはつ)さん
北海道放送(HBC)の「気象キャスター」・アナウンサーとして活躍する傍ら、熱心な尺八奏者としても活動。マルチな才能を発揮しながら、ナレーションや講演、そして和楽器演奏を組み合わせた独自のステージを展開し、邦楽の新しい可能性を広げています。

♦︎三浦絹山さん
都山流尺八師範。北海道大学在学中に尺八を始め、二代金子繍山氏に師事。師範試験首席登第。札幌市民芸術祭奨励賞や北海道三曲コンクール第3位など受賞多数。伝統的な演奏会に出演する傍ら、2021年にはギターとのデュオ「河KAPPA童」を結成。親しみやすい演奏活動で尺八の魅力を発信している。。

♦︎定久 恵子さん
生田流箏曲宮城社師範。ロシアのノボシビルスクや中国・瀋陽市との姉妹都市提携記念事業の海外演奏にも参加。札幌市北区にて「箏・三味線教室 結生の会」を主宰し、指導者としても和楽器の普及に尽力しています。
気になる催しから、気軽にどうぞ
落語、蒔絵、薩摩琵琶、ヴァイオリン、しめ縄づくり、そして琴と尺八。
こうして並べてみると、本当にいろいろありますね。
詳しくなくて、もちろん大丈夫です。
「ちょっと面白そう」「一度、聞いてみたい」「自分でもつくってみたい」。
そんな小さな興味から、気軽にご参加いただけたらと思っています。
イベントを通して和の文化に触れ、それが少しずつ皆さまの身近なものになっていく。
そんな機会をこれからもつくっていきたいと思います。
2月以降も、いろいろな企画を準備しています。そちらはまた、あらためて。
まずはこの秋から冬にかけて、
和モダンN6北円山で、目も耳も心も喜ぶ時間をご一緒できたらうれしいです。