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#17 夏の贈りものに、お茶という選択

夏の贈りものに、お茶という選択。

和モダンでは、器や工芸品だけでなく
お茶をはじめとした手土産にもぴったりな商品のお取り扱いも
少しずつ増えています。

「お茶も売っているんですね。」

そんなお声をいただくこともありますが、
私たちにとって、お茶は工芸品と同じくらい暮らしを豊かにしてくれる存在です。

お気に入りの器にお茶を淹れる時間まで含めて、お届けしたい。

そんな想いから、和モダンで選んだ二つのお茶をご紹介します。


ワインのように贈る、新しいお茶。

 


静岡・丸七製茶のお茶は、
和モダンでも長くご好評いただいているシリーズです。

中でも人気なのが、ワインボトルのような佇まいの
CRAFT BREW TEA。

全国各地の茶葉をそれぞれの旨み、香りを
最大限に引き出す抽出方法でボトリングされているため、
味わいはしっかりと濃く、
茶葉本来の旨みがぎゅっと凝縮されたような印象。

日本料理、フレンチ、イタリアンなど各分野の料理店でも導入されており
ワインのようにお料理とのペアリングも楽しめます。

季節によって種類も少しずつ入れ替わるため、
リピーターの方も多い人気のお茶です。




一方、ティーバッグはお湯を注いだ瞬間から豊かな香りが立ち上がり、
気軽に本格的なお茶を楽しめます。



和モダンの店内で体験できる「組子体験」でも、
こちらのお茶を同ビル1階のRIPi CIOCCO(リピチョコ)とともにお出ししています。

手仕事の世界に深く入り込んだ後の、
「ほっと一息」によく合う味わいです。



DIRECTOR'S POINT

贈り物に迷ったとき、私がよく選ぶのが
CRAFT BREW TEAです。

見た目の意外性だけではなく、
「美味しかったよ」と後から連絡をいただくことも多く、
贈った私まで嬉しくなるお茶です。




イベントだけで終わらせたくなかったお茶

今年6月に開催した「ヰロハ狐」の展示会。

そのご縁から出会ったのが、
福岡・八女市にある岩崎園製茶さんのお茶でした。


試飲した瞬間に感じたのは、
ふわっと広がる自然な甘み。

そのあとに爽やかに消えていく余韻がとても印象的で、
迷わずに取扱をご依頼しました。

現在は8月頃までの期間限定で新茶をご紹介しています。

一年の中でも、この時期だけ味わえる特別なお茶です。

♦︎岩崎園製茶 八十八夜新茶(画像右) ※なくなり次第終了



DIRECTOR'S POINT

私は、お茶も工芸品と同じだと思っています。

作り手の想いに触れ、
「これは誰かに伝えたい」と思えたものだけをご紹介したい。

だから和モダンのお茶は、
種類をたくさん揃えることよりも、
一つひとつとの出会いを大切にしています。

暮らしの中でほっと一息つく時間に、
その一杯が少しだけ特別なものになれば嬉しいです。


思わず飾りたくなる、お茶缶。



岩崎園製茶さん、レトロな「蘭字缶」も
一目で気になり今回取扱をさせていただくことに。

特選煎茶と深蒸し茶、
それぞれ異なる味わいを楽しめるだけでなく、
どこか懐かしさを感じるデザインは、
贈り物としても人気です。

お茶好きな方にはもちろん、
「ちょっとしたありがとう」を伝えるギフトにもおすすめです。



◯蘭字缶とは
明治時代、日本茶は生糸と並ぶ主要な輸出品でした。
海外へ輸出される茶箱には、商品を識別し魅力を伝えるため、
多色刷りの木版画ラベルが貼られていました。これが「蘭字(らんじ)」です。
「蘭字」の「蘭」は、当時「西洋」を意味したオランダに由来し、
英字(アルファベット)が記された輸出用ラベルであることから
この名で呼ばれるようになりました。
制作には、江戸時代から続く浮世絵の絵師・彫師・摺師たちが携わり、
富士山や芸者、茶摘み風景など日本らしい意匠と、西洋のタイポグラフィが融合した独特の美しさが特徴です。
岩崎園製茶の蘭字缶は、この歴史ある蘭字ラベルを現代に受け継いだデザイン。
お茶を味わうだけでなく、日本茶が世界へ渡った時代の物語も一緒に楽しめる一缶です。

 


DIRECTOR'S POINT

お茶を飲み終えたあとも、
茶葉を詰め替え暮らしの中で長く使っていただけるところも、
この茶缶の魅力だと思っています。

器を選ぶように、お茶も選ぶ。

そんな楽しみ方が少しずつ広がったら嬉しいと思っています。

これからも季節ごとに
その時期ならではのお茶をご紹介していく予定です。

工芸品とともに、
毎日の暮らしを少し豊かにしてくれる一杯を
ぜひ見つけにいらしてください。

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